悪天候で順延されていた最終戦が一日遅れで再開された。
凍てつくような天候の中、各選手は冬支度で闘っていた。
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極寒の全米女子オープン
3日間首位を守ってきた渋野日向子は寒さのせいでショットが
定まらず4位となった。
各選手も頑張ったがオーバーパーがほとんどだった。
そんな中、優勝したのは韓国のキム・イェリム選手だった。
この天候になか6バーディー・2ボギーの4アンダーで上がり
通算3アンダーで優勝を勝ち取った。
順位 | 選手名 | スコア | TODAY |
1 | キム・イェリム | -3 | -4 |
2T | コ・ジンヨン | -2 | -3 |
2T | A・オルソン | -2 | +1 |
4 | 渋野日向子 | -1 | +3 |
5 | M・カン | +1 | +1 |
6T | インビー・パーク | +2 | -3 |
6T | イ・ジョンウン6 | +2 | E |
渋野は前半2番と7番でボギーをたたき、後半は10番、
11番でボギーをたたき、13番で初バディーを入れたが、
17番でバーディーを狙いショートしてパーパットが
入らずボギー。
渋野の優勝がこの時点でが消えた。
しかし最終18番で最後の意地を見せた。
最終18番ではパーオンしたが13メートルピン左奥に乗せて、
絶望感があったがラインをしっかり読みスライスラインを
見事にねじ込んだ。
久々に少ない笑顔を見せてくれた。
過酷な女子メジャー最終戦をよく頑張りました。
今年の前半から調子が悪く心配されたが、後半になり
成績も上向いてきた自信がここまで闘えたのかな?
でもこの頑張りで世界ランクが3ランクアップで13位に
上がり、ひその代わり古江彩佳が16位にダウンした。
日本人選手の結果
順位 | 選手名 | スコア | TODAY |
11T | 高橋彩華 | +4 | E |
13T | 岡山絵里 | +5 | +1 |
13T | 笹生優花 | +5 | +1 |
23T | 畑岡奈紗 | +7 | +1 |
54T | 稲見萌寧 | +13 | +6 |
60 | 河本結 | +15 | +9 |
61T | 比嘉真美子 | +16 | +9 |
65 | 三ヶ島かな | +19 | +8 |
渋野のインタビュー
今回リーダーとして首位を来たのですが今回の乾燥は?
これが自分の実力だなあと思い、悔しい思いもあるのですけど
悔いは無いなあと思います。
今日のプレーについては?
今日はパーオンが4日間の中で一番少なかったと思うのですが、
その中で半分くらいは拾えたのかな?とは思いましたけど、
アプローチに対しては自身を持っていいのかなと
思えました。
やっぱりショットはプレッシャーがかかると
なかなか自分の動きができないんだなあというのが
再確認できたので、今日のゴルフはいろいろ
知れたなと思います。
今日のこの状況で4アンダーの成績を残した選手がいたということに
どう思いますか?
この様な気候の中でそのスコアが出せる人は、多分どの試合でも
勝てる選手というかそれが本当の姿というか、その人は
凄くに強いなあと思います。
そう言ってインタビューを終えたが、内心は闘争心が
かなり燃えてきたと思います。
まとめ
この過酷な全米女子オープンはAIG全英女子オープンとは
比べ物にならないほどプレッシャーがあったと思う。
それに追い打ちをかけるように極寒のプレー。
最後には耐えきれなく、4位に終わったが本人は
来年こそはと思っているだろう。
これからオフを迎えしっかり鋭気を養って来年に
向けて発進してください。
本当にお疲れさまでした。