渋野日向子の基本練習Ⅰ

昨年は「シブコ」の年で終わりました。

その内容はみなさんもよくご存じだと思います。

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まさにシブコ劇場

去年の3月からスタートしたトーナメントに初出場して

5月のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ

優勝、資生堂 アネッサ レディスオープンで2勝目。

そして全英女子オープンで世界に知らしめた「スマイル・シンデレラ」

の登場である。

デサントレディース東海クラシックで3勝目、大王製紙エリエール

レディスオープンで4勝目。

そして賞金女王の熾烈な戦い。

またシブコ・フィーバーによって観客動員数が爆発的に増えた。

シブコのスイングを見ていると思いっきりがよく、正確である。

一昨年まではQTを合格するのに四苦八苦していたのにここまで

これたのは青木コーチとの出会いと厳しい練習があったのは

間違いありません。

それをひとつずつ自分のものにしていき、ステップアップしていき、

渋野日向子を作り上げていった。

シブコの天性のキャラも大きな成果につながっていると思う。

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渋野日向子のクラブ

1W G410 PLUS (10.5°スピーダーエボ Ⅵ569・SR)

3W G410 LST (14.5° スピーダーエボ Ⅵ569・S)

5W G410 (17.5° スピーダーエボ Ⅵ569・S)

3U G410 (19° ダイヤモンドスピーダーHB・S)

4U G410 (22° ダイヤモンドスピーダーHB/S)

5I~PW    i210(MCI‐80・R)

52°     グライドフォージド(KBSツアー90・R)

56°     グライドフォージド(KBSツアー90・R)

PT      シグマ2 アンサー

この中でドライバーはハンドダウンにするシブコ向きにライ角を

3度フラットにしている。

以前のG410は固定式だからこれができない。

しかし昨年に今のドライバーが開発され、渋野日向子にとっては

チャンスだった。

3Wは低スピンで球が上がりやすく高弾道なクラブ。

i210アイアンはシャフトの「MCI」がしっかりしていて

「R」でも問題はない。

このクラブで昨年を走り続けた。

しかし、始めて青木コーチとあった時は「ダフリの女王」でした。

ドライバーはしゃくりあげて打つから打てるが、アイアンはダフリの

女王です。

ここから取りかかり、「全英の女王」までにした。

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基本練習

1 コンタクトする

左右の片手スイング、とクロスハンド打ち。

これは始めにする練習で、一日600球ほど打っていた。

このアカデミーではアプローチ時間を多く取り入れている。

SWのスコアラインの下からの2本目で正確に当てると

正確にヒットでき、ボールの高さとスピン量がそろってくる。

2 ヘッドを走らせる

ここで出てきたのは思いっきり振ること。

始めた時は前傾姿勢から伸びあがってボールを打ちに行くため

ボールの手前でダフっていた。

スイングはソフトボール時代のスイングの速さがあり、これを

生かしてスイング作りを行った。

そのために伸びあがりを防止するために、渋野の頭に手を置いて

打つ練習ばっかりしていました。

時間も一年かかりようやく戦えるようになった。

3 体幹で打つ

これもまた努力がいる体幹の動かし方。

どうしても腕という器用に動く、腕を使ってしまう。

これだと再現性がとても悪い。

大きな筋肉を使って再現性を体に覚えさせる練習です。

その筋肉はお腹です。

渋野の場合はお腹を使ってスイングするのではなく、ただトップに上げ

ダウンで腕を使い、あとはそれで終わり。

お腹を全く使っていないスイングです。

それからはお腹を意識してアドレスの状態からお腹でねじって戻すと

いうことを徹底して行いました。

まとめ

私もそうですが、お腹を使ってのスイングはしたことがないです。

しかしやってみるメリットはあると思い練習しました。

始めは筋肉の使い方がわからず試行錯誤です。

でもなんかお腹の筋肉が使えてるような気がする。

今までは腕や手首を使っていたことがよくわかります。

これだと上手くなれるような気がする。

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