ゴルフのラウンドでよく耳にするのが「ダフちゃったよ」とか
「トップしちゃったよ」と言う言葉です。
この言葉が出ているうちは上手くはなれません。
プロでもダフリトップはあります。
プロは打つポイントを極限まで極めて打っています。
そのためちょっとしたずれはありますが、大きなミスに
つながらないほどのミスです。
アマチュアの場合はダフってボールが飛ばなかったり、
トップしてグリーンをオーバーしたりして致命的なミスに
つながります。
これは最下点のことを知らずにプレーしていることが原因です。
Contents
最下点とは
ゴルフスイングはクラブヘッドの軌道が円を描いています。
その円の最下部が最下点です。
この最下点を極めることはとても重要なポイントです。
スイングするとクラブヘッドが最下部に行ってマットに当たります。
この当たったところが最下点です。
でも手に響くようなあたりは最下点の手前でダフっていることが
ありますので注意が必要です。
そして自分の最下点を見つけたらクラブヘッドが最下点に
当たるようにスイングしてください。
そして自分の最下点の手前にボールを置いて打ってみてください。
最下点手前のボールを打つととても乾いたいい音がします。
それはクラブヘッドが最下点に行く前にボールに
当たっているからです。
これがダウンブローの打ち方になります。
そして綺麗なターフが取れるようになります。
ドライバーはティーの上にボールを置き、アッパーブローに打ちます。
ここがアイアンとの違いでドライバーの場合は最下点を過ぎてから
打つためアッパーブローになります。
ゴルフ練習場ではマット上での練習ですから、クラブヘッドが
ダフっていても滑ってボールに当たりナイスショットと勘違い
してしまいます。
そこで耳が威力を発します。
ボールに当たった時の音をよく聞いてみると「パチドン」と乾いた
音が聞こえると思います。
少しでもドンが先に聞こえるとダフっています。
またレベルに打っている方は「パン」と乾いた音だけが聞こえます。
この様に音によって判断をする耳を持つといろいろ役に立ちます。
例えばバンカーショットの音などはよく聞くと「パン」と乾いた
音が聞こえます。
するとほとんどがナイスショットです。
ショットの正確性
練習場ではナイスショットが多く出ていると思います。
しかしコースに出てみるとほとんど平らなところがなく、
打ち方も変わってきます。
しかしアマチュアは一つの事しかできません。
当然ミート率が悪くなり、思ったところへボールを運べません。
プロはどうでしょう。
随所に「さすがプロ」の技と思えるプレーが出てきます。
これがプロとアマの違いでミート率が違いがはっきり
出てしまいます。
プロは常に最下点を意識してスイングしています。
例えば前下がりの時は何を注意してスイングるか、この時も
最下点を意識しています。
アマの方もどんな体勢からも最下点を意識してミート率を
上げる事を考えて練習してください。
これには小道具がいります。
ゴムティーを打って練習するとかマットにチョークを使って線を引き
その線を消していく練習とか、ボールをいっぱい打てばミート率が
上がるとは限りません。
まとめ
自分の最下点を確認して、ダウンブローで打てるスイングを
作ってください。
人はそれぞれのスイングですから自分のスイングの中から
最下点を確認して練習してください。
この最下点が理解できればスコアも良くなりプレーが楽しくなります。