渋野日向子 優勝のための練習

皆さんご存じの渋野日向子の練習方法について

書いてみました。

あの「全英女子オープン」に優勝したことは

世界中がビックリしたと思います。

プロテスト2回目で合格し、翌年2勝して

全英に挑んだ。

二日目は9アンダーで A.ブハイに次いで

2位で決勝ラウンドに挑んだ。

三日目は14アンダーでトップになり、

2位に2打差をつけた。

この頃は渋野を応援する人も、日本中の人も、

「もしや優勝」と思っていたと思います。

最終日は15番で L.サラスが17アンダーで

渋野は16アンダーでした。

しかしこの15番でバーディーを取り首位に

並んだ。

そして L.サラスは最終ホール、2mの

バディーチャンスをモノにできず、

17アンダーで終わった。

この時、解説の樋口さんが言っていた、

「このパットはとても難しい」

樋口さんの経験から出た言葉だと思います。

18番に来てティーショットを打つのにかなりの

緊張があると思いますが、渋野はそんなことは

気にせずナイスショットでヘヤ―ウエイセンターに

持ってき、距離も出ていた。

見ている方が緊張してドキドキしてしまいます。

セカンドショットもバディーチャンスにつけた。

そして大観衆に拍手で迎えられ、シブコ・スマイルで

あいさつをしていた。

そして3打目5mの距離を入れてきた。

この快挙を誰が思っただろうか。

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そんなシブコを育てた練習方法は

渋野が一回目のプロテストを不合格になった後、

青木翔コーチと出合った。

そしてシブコを変身させてしまった。

青木コーチは「シブコのスイングはとても駄目でした」

打つときの伸びあがるスイングで、アドレスも

立っていたそうです。

そしてコーチをしたのが前傾姿勢をある角度にして構え、

コーチが頭を押さえているだけの練習でした。

シブコはひたすら練習しました。

今の最新練習器具は使わず、感覚を養う練習は

しますが、プレーするのは選手ですから、

「1言って10できる選手を育てたい」。

選手もすべて自分で判断できる選手になって

もらいたい、だからキャディーも優秀な

キャディーでなく、自分より下の人に担いで

もらいなさい、と言っている。

青木コーチが担いでもアドバイスは一切しません。

お菓子を渡すぐらいかな、と言っていました。

頭に手を載せる練習のおかげでスイングも安定し、

飛距離も出るようになり、

球筋も変わった。

「頭に手をポン」様様です。

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ショットの練習

ショットの練習は柔らかいクラブで練習している

そうです。

このクラブで何を求めているかというと、

打ち出し角度を高くする練習です。

そうすれば硬いグリーンでも止めることができる。

前はパワーを使ってハードスペックのシャフトを

使っていた。

そのためスピンが多くなったり、距離が

不安定だったりしてクラブを使いこなせなかった。

このクラブでクラブのしなりで打つ練習になるのです。

ですからいつものリズムでない打ち急ぎをすると

シャフトのしなりが使えない。

そして青木コーチは左手の小指と薬指は

しっかり握って振ることで左わきが開きません。

この指の2本をしっかり握ることにより、左腕が

内旋しやすくなる。

これができれば、左のわきが締まり、自然に

締まりあるスイングになります。

ちなみにクラブもスチールの「S」シャフトを

80g台の軽量カーボンシャフト「SR]に変更し、

ドライバーも60g台の「S」から50g台の

「SR」に変更したそうです。

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パッティング練習

ゴルフプレーでパットはとても重要だと思います。

私たちもスイングの練習はよくするのですが

パットの練習となるとあまりしていないと思います。

しかし、プロの方はかなりの時間をかけて

練習しているみたいです。

シブコの練習もかなりしています。

カップに対して1m、1.5、2m、2.5と

0.5mづつ伸ばしカップを一周するのです。

9ホールを想定して9個のボールを円にしていきます。

その9ホールを1パットで入れないと帰れないという

想定です。

最悪2パットまでOKという練習です。

この練習で終わるのが3時間かかっていたそうですが、

今は早く終わるようになりました。

後は3m、5m、7mの直線パットを入れていく

練習ですが、3mがカップインして次の5mが

外れたらまた3mからやり直しになる。

シブコの場合は返しパットをほとんど入れてくる。

始めの頃はカップまで届かなかったのですが、これらの

練習で自信が付いて思い切って打てるのだと思います。

まとめ

今年はシブコ・スマイルではじまったように

シブコフィーバーが始まった。

今年2勝、そして全英優勝とんでもないことを

やってくれました。でも天才ではなく努力の人ですね。

青木コーチにめぐり合えたこともラッキーだったし、

シブコには何か人を引き付けるものがあるように思えます。

これからも当分、いろいろと忙しいと思います。

健康第一で素晴らしいプレーを見せてください。

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