20日開幕の今季メジャー初戦AIG全英女子オープが
8月20日~23日にスコットランドのロイヤルトルーンGCで行われる。
このコースは1878年に設立された名門で全英オープン
の舞台である。
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ロイヤルトルーンGCコースの紹介
難易度の高いコースでリンクス特有のラフ、そして入れては
ならないバンカーなど、とても厳しいゴルフ場です。
有名ホールが8番パー3の「ポステージ・スタンプ」です。
これは切手のように小さいグリーンと言うそうです。
普通に素人でも簡単そうなショートコースですが、ティー・
グランドから見るとグリーンは小さく、その周りには
5つの深いバンカーが口を開け、複雑な起伏の丘が
取り囲んでいます。
そのため正確なショットが必要になってきます。
しかし神様のいたずらで、強い海風をが出たらとても大変です。
ゴルフをやられる方ならわかると思いますが、ボールが風に
乗ったら「さあ大変」ボールの行方は風しか分かりません。
ラテン語でこんな言葉があります。
「TAM ARTE QUAM MARTE]
(タム アルテ クワム マルテ)
力と頭脳を使って、攻めろ という言葉が使われています。
ちなみに日本人選手は1982年第111回の全英オープン
において倉本昌弘選手が手にした4位が最高位です。
全英に向けての渋野の取り組み
そんな難コースに日本人選手が参加します。
大本命はたおかい2連覇を狙える渋野日向子です。
渋野日向子の成長
先週のスコットランドオープンでは14オーバー、132位で
自己ワースト記録で予選落ち。
風の強いリンクスで初めてプレーして自分でもわからないくらい
洗礼を浴びました。
それからは全英に向け猛特訓です。
とくにパターよりはハーフショット、グリー周りのアプローチ、
バンカーを中心に練習を重ねてきた。
今季からはウエッジを56度から58度に変更し、1日500球
の打込をして猛練習をしてきた。
これはロブショットやグリーン周りのアプローチの種類を
増やすために取り組んできたという。
今週はスマイル・シンデレラという言葉までが浸透していた、
全英オープンです。
先回優勝者ということでビップ待遇で、専用駐車場もあったり、
いたるところに渋野の写真があったり、チャンピオンとしての
試合を迎えられることに誇りを感じたそうです。
連覇ということで、歴代を見てみると03~05年全米女子
選手権のアニカ・ソレンスタム、11~13年同大会の朴仁妃
の2人。
今回渋野が勝てばメジャー2連覇達成となる。
今回の組み合わせ
先週のスコットランドオープンでかなりの収穫があった
はずですから、それを生かしてAIG全英女子オープンに
挑んでもらいたい。
今回の組み合わせは、
8:09 AM 畑岡奈採、N・コルダ、G・ホール
8:31 AM 上田桃子、M・カン、J・エワート
12:38PM 稲見萌寧、L・トンプソン、インビー・バーク
12:49PM 渋野日向子、B・ヘンダーソン、A・ブハイ
01:00PM 河本結、M・リード、A・V・ダム
03:06PM 野村敏京、M・トムソン、D・フィンケルスティン
まとめ
今回のロイヤルトルーンGCは屈指の難関コースを日本人選手が
どう向き合うのか。
渋野日向子は昨年から今季にかけて、この大会抜向けて
体力を作り、練習もかなりハードな練習をこなしてきた、その結果は?
他の選手も同様に今大会に照準を合わせて来たと思う。
皆さん、悔いの残らないように全力で立ち向かってください。
応援しています。