Player of the Yearの渋野日向子  賞金女王の鈴木愛

今年一年女子ゴルフ界を盛り上げたのが黄金世代、

プラチナ世代だったと思う。

そして中堅クラスもよくやったと思います。

そんな中で光輝いたのが渋野日向子の出現だったと思います。

世界を夢中にさせた「全英女子オープン」で見事優勝した

ことではないでしょうか。

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まさに新人類

あの屈託のない笑顔でさらりと優勝してしまい、どんなに

びっくりしたことか日本中が湧きました。

最後の5mのパターを入れる前の気持ちは「プレー・オフは

したくないから入れる」そして強めのパットで決めた。

本人いわく「外れたら3パットだから負けても仕方がない」と

思っていたそうです。

普通この大舞台、緊張で体がガチガチになったと思うが

渋野は違った。

遊び感覚というか、イケイケドンドンというか凄い選手です。

まさに新人類ですね。

この試合で日本人は渋野を入れて9人でした。

畑岡奈紗、鈴木愛、横峯さくら、比嘉真美子、上原彩子、

勝みなみ、上田桃子、渋野日向子、安田祐香でしが、

畑岡奈紗、鈴木愛、比嘉真美子が予選を通過できなかった。

最後は日本人選手の中でコンスタントにスコアを伸ばした

渋野が18アンダーで優勝を飾り、日本勢では男女を通じ、

77年全米女子プロを制した樋口久子(現LPGA顧問)以来

2人目のメジャー優勝となった。

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シブコフィーバー

渋野日向子の今シーズンを見ると、3月のプロ初戦で6位タイ

と好スタートを切った。

しかし続く2戦とも予選落ちとなり4月の後半から実力を

見せだした。

フジサンケイレディスクラシックで2位タイ、パナソニック

オープンレディースゴルフトーナメントで13位タイ、

そして5月のワールドレディスチャンピオンシップ

サロンパスカップで初優勝を飾った。

それからは予選落ちもなく順調に進み、7月初めの

資生堂 アネッサ レディスオープンで2勝目を挙げた。

それから一か月後の全英女子オープンで新人類ぶりを

発揮して優勝勝ち取りました。

それからが大変です。

メディアの攻撃に合い、表情は笑顔でも身体的、精神的に

そうとう疲れていたと思います。

しかしどこの大会会場でも「シブコフィーバー」が起こり

駐車場の確保、警備員の増員と主催者側も大変であった。

9月のデサントレディース東海クラシックで優勝を果たし、

疲れもピークに達していた。

その間も連続予選通過記録を伸ばし、国内外で29試合の

記録を作った。

そして大王製紙エリエールレディスオープンで賞金女王を

賭けての最終戦。

渋野日向子と鈴木愛、申ジエの決戦が始まった。

渋野日向子と鈴木愛は最後までもつれ、渋野日向子が

優勝して鈴木愛は2位となり申ジエは11位タイとなった。

これで渋野日向子は首の皮一枚で賞金女王をつないだ。

最後のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで

優勝をすれば賞金王は確実となり、試合に挑んだが

伏兵にやられたという感じだった。

最終的にぺ・ソンウが優勝して、渋野日向子は2位タイで

賞金女王は鈴木愛に決まった。

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賞金女王 鈴木愛

一方、鈴木愛は今季初戦になんと予選落ちを喫したが、

次の試合では優勝している。

6月の宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフ

トーナメントとニチレイレディスにも優勝している。

そしてニトリレディスゴルフトーナメントで優勝して、

前半4勝している。

でも浮き沈みが多い前半だった。

途中ゴルフから離れたいという気持ちとケガがあり

一月位休みました。

しかし11月からは破竹の勢いで4連勝して鈴木愛の

存在感をアピールした。

最後の2戦は2位と5位タイに終わったが、

賞金女王を確定した。

ここまで強くなったのはキャリヤの違いでしょう。

渋野日向子はまだ引き出しが少ないが、鈴木愛には多くの

引き出しがある。

今年はこの差かな?

来シーズンもこの二人を中心に女子ゴルフ界を

盛り上げていくでしょう。

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