今年一年の女子ゴルフ界

今年は黄金世代、プラチナ世代と騒がれた年になった。

今年の初戦ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント

では比嘉真美子が優勝し、鈴木愛、上田桃子、が続いた。

4戦目には河本結が初優勝をして黄金世代の幕あけとなり、

続いて9戦目は勝みなみ、10戦目は渋野日向子、12戦目は

再び勝みなみ、13戦目は原英莉花と黄金世代が続いた。

7月は小祝さくら、稲見萌寧が優勝して女子ゴルフ界を盛り上げた。

ベテラン勢も頑張ったが、黄金世代のパワーに押され気味、

決定つけたのが渋野日向子の全英女子オープンであった。

この時は日本中がシブコフィーバーで盛り上がり、世界でも

「スマイル・シブコ」で盛り上がった。

私も最終日は仕事が手につかないくらい燃えていた。

最後のパターを入れたときは飛び上がって喜びました。

こんなことができるのかこの子は?

それからは渋野日向子の大ファンになりました。

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渋野日向子の原点

小さいころからソフトボール、野球と経験して体力的にも

いい筋肉が生まれたのではないか。

また女子で4番でピッチャーとは凄く、渋野が中心のチームに

なり活躍した。

この頃から「センス」はあったと思う。

中学の野球部の監督に「女子はこの先選手になれないから」と

さとされ、ゴルフ一本にした。

しかし、まだまだ粗削りの渋野に新たなコーチが加わり、

めきめきと成長していった。

プロいなってから試合に出て9戦目のワールドレディス

チャンピオンシップ サロンパスカップで初優勝を飾った。

それから7月の資生堂 アネッサ レディスオープンで優勝し、

全英の出場権を獲得した。

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スマイル・シンデレラ

そして見事に「全英女子オープン」で優勝をやってのけ、

日本中、世界中に知れ渡った。

この優勝で渋野の名声は「スマイル・シブコ」で一躍有名になった。

しかし全英に優勝してから、マスコミに終われる生活が続いた。

これはスターになったがゆえに仕方がないことだと思います。

この頃から賞金女王を意識している感がある。

9月に入りデサントレディース東海クラシックで優勝し、

これからと思っていたが思うようにいかず、優勝にはなかなか

絡めなかった。

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引退の言葉

また今年は引退の言葉が目立った。

今季で引退宣言をした選手が3人いる。

ツアー7勝の佐伯三貴、同じく3勝の一ノ瀬優希、

そしてツアー3勝の大江香織の3人。

いろいろ理由はあるが黄金世代の台頭で中堅ゴルファーの

立ち位置が無くなってきている。

今年の賞金シード選手の平均年齢は26.4歳。

また飛距離が伸びてきた女子ゴルフも若手有利な

コースセッチングになってきている。

今年の優勝者の中で30歳以上の選手は、申ジエ(韓国)、

黄アルム(韓国)、上田桃子、李知姫(韓国)の4人だけ。

そんななか後半の鈴木愛は凄かった。

一か月休んだ鈴木愛が手首の故障も治り、貫録を見せだした。

ニトリレディスゴルフトーナメントで優勝し、樋口久子

三菱電機レディスゴルフトーナメント、 TOTOジャパン

クラシック、、伊藤園レディスゴルフトーナメントと

優勝を重ね、賞金女王のトップに躍り出た。

しかし大王製紙エリエールレディスオープンでは渋野日向子が

ノーボギーで優勝、鈴木愛は2位で終わった。

そして最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップは

3人の死闘が始まった。

3人の死闘

私は鈴木愛も渋野日向子も好きで大ファンです。

できればこの二人のどちらかに賞金女王を取ってもらいと

思っていた。

蓋を開けてみると鈴木愛も申ジエも伸び悩んでいた、

渋野日向子も絶好調では無かった。

一時は首位のぺ・ソンウに一打差の2位まで迫った渋野であったが、

ぺ・ソンウのほうが勢いがあり、渋野日向子の優勝は

無くなっていった。

しかし最終戦、最終日まで賞金女王の争いが続いたことは

これからのゴルフ界も楽しみになって行くでしょう。

3人の攻め方を見てみると申ジエは確実なショットで

平均ストリーク60台ととびぬけていて、「パーセーブ率」

「リカバリー率」もトップだった。

いかに正確で安定している事がわかる。

渋野日向子は「平均バーディー数」「パーブレーク率」

「バウンスバック率」はトップで「バーディー数」は2位。

いかに渋野がピンをデットに狙っていく「攻めのゴルフ」

かが解ります。

その反面「ダブルボギー率」「サンドセーブ率」

「フェヤウエイキープ率」は最悪だった。

鈴木愛は「平均パット数」1位、1ラウンドあたりの

平均パット数2位、リカバリー率2位、サンドセーブ率

2位とショートゲームには自身を持って、

ダブルボギー率も1位で賞金女王になっても不思議ではない。

渋野日向子はショートゲームの腕を磨き、引き出しを

増やさなければ苦戦する。

2020はオリンピックの年だから畑岡奈紗、渋野日向子、

鈴木愛で金メダルを獲得してほしい。

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