あなたはバンカーにボールが入るとちょっと気落ちしますよね。
私もそうです。
アプローチで寄せるとか、パターで寄せるという事は
そこそこできると思います。
バンカーからピンそばに寄せるのは至難の技です。
私はバンカーは避けるようにし、バンカー越えのアプローチも
避けるようにしています。
しかしプロみたいに確率の高いショットは望めないから、
運悪くバンカーに入った時は「入っちゃった」とテンション
が落ちます。
そして理論も解らず、オープンスタンスでフェースを開いて
カットに打つということをやっていましたが、ボールは
うまく出ません。
プロの場合はグリーンが硬く、よく転がり、砂が柔らかい、
ボールを止めるのは非常に困難な所でもうまく寄せてくる。
プロはこの「オープンスタンスでフェースを開いて
カットに打つ」というのがベストだからです。
この打ち方はプロだからできる技なのです。
プロの練習でサンドウエッジは三か月で溝が無くなります。
そのくらい練習をしています。
私たちはドライバーとかアイアンショットはよく練習するが
バンカーショットはあまりしていないと思います。
でわどうすればよいか。
今までのプロの概念は捨ててください。
一般のゴルフ場はグリーンはそんなに早くなく、砂もふわふわでは
ありません。
良くバンカーショットは上から「ドン」と打ち込めなんて
聞いたことがありますが、そうではありません。
このバンカーで２打も３打も打っていてはスコアになりません。
とにかく脱出が大事です。
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バンカーショットのポイント
クラブがボールの下をくぐり抜けて行けばＯＫです。
プロはパーンという乾いた音を出し、砂を爆発させ、
柔らかいボールでスピンをかけ寄せています。
私たちにはまだその技術がありません。
ですから普通のアプローチショットのアレンジで
脱出をします。
まずアドレスですがハンドファーストを緩めて
少しのハンドファーストで構えます。
この時右手首のヒンジコック使います。
ヒンジコックとは右手の手首を甲側に折り、
打つときヒンジを戻す。
今まではフェースを開くため、フェースは開いて下りてきます。
今回のヒンジコックはシャットに下りてきます。
まずスタンスを取り、浅いハンドファーストにし、
ヒンジコックを使って上げ、そのまま下ろす。
インパクトの瞬間はハンドレイトになる感じです。
打つとき上からドスンではなく、振りぬくだけで
ボールの下をくぐってボールは飛んでいきます。
距離感は自分の感性で決めてください。
この方法でかなりのバンカーがクリアできます。
練習してみてください。
あごの高いバンカーショット
自分の背丈くらいあるバンカーショットは高さが
出ずに、土手に当たりまた転がり落ちてくることは
あると思います。
また転がり落ちてきたボールが自分の足あとだったり
して、落ち込む時が多いと思います。
どうしてもだめな時は後ろか横に出す方法もあります。
今年からの新ルールで２打罰で後ろに出せるルールを
利用してもいいです。
ではどのようにして脱出するのか？
少し左に体重を乗せ右足をトップ、インパクト、
フォロースルーまで動かさず固定しておいてください。
そしてフェースは少し開いてください。
これだけで高いあごは脱出できます。
いつものスイングだと右足が左により、上から打ちこむ
スイングになってしまいます。
そうするとボールの高さが出ず、失敗してしまいます。
右足の固定が難しい人は両端の外側に力を入れガニ股の
ようにしてスイングしてください。
目玉脱出法
「バンカーに入ったみたい」行ってみると「目玉」なんて
事はあると思います。
そんな時どう打つかを考えてしまいますね。
どんなバンカーでもいろいろな脱出方法はありますが
基本はボールの下をクラブがくぐることです。
ですからボールの手前からボールごと砂を持っていく
イメージで打つ。
やり方がいろいろありますが、どのような目玉でも
対応できるヒンジコックを使った脱出法を見てみましょう。
いつものスタンスでフェースは開きません。
そして右の手首を甲側に折ります。
そしてクラブを下ろすと同時に手首を戻して、左手の
甲側に折ってください。
そうすると脱出しやすくなります。
まとめ
バンカーの打ち方はいろいろあり、ライの状況によって
打ち方も変わります。
ですからまずは一つを完全に覚えて、身に着けてください。
次はこの時はどうするかで、引き出しが増えてきます。
だんだんバンカーショットが苦にならなくなります。
今回は普通のアプローチショットのアレンジとあごの高い
バンカーショット、目玉の脱出などを言ってきましたが、
一番のポイントは、「クラブがボールの下をくぐりぬける」
この事ができればほとんどのバンカーショットは成功すると
思います。
もう１００切りゴルフはすぐそこです。